最近話題になっているChat GPT。
もう実際に体験してみましたか?
僕はすでに課金しChat GPT-4を体験していますが、これはすごいですね…。
ちょっとした文章のドラフトレベルであれば、Chat GPT-4に頼めば十分満足ができるレベルです。
「これから多くの職業が人工知能によって代替され、人間がやるべき仕事がなくなってくる。」
あちこちでそんな風に言われていますが、まさにそう遠くはない未来で実現する世界であると確信しました。
こうした人工知能の台頭を見ると、
「これから頑張ってキャリアアップしても意味があるのか…?」
「いくら頑張っても、結局人工知能に負けるんでしょ?」
と、ついつい悲観的な気持ちになってしまいます。
ですが、これから訪れるであろう時代を嘆くのではなく、
「思いっきり楽しもう!!」
そんな気持ちでいることが大事になるでしょう。
…さて、前置きが長くなりましたが、そんな人工知能の脅威が顕在化しつつある今、これから歩むべきキャリアについて、完全に独断と偏見で書いてみたいとおもいます。
人間らしく非合理的な選択をすることが大切
まず結論から書きます。
人間が持つほとんどのビジネススキルは人工知能によって意味をなさなくなるでしょう。
英会話、画像デザイン、動画作成、ライティングなどなど、僕たちが何年もかけて習得したスキルはあっという間に人工知能によって追い越されます。(事実、追い越しつつあります。)
なので、こうしたスキルを身につけたとしても投資した時間とお金を回収することはほぼ不可能。
「やらない方がマシ=無駄」
と判断せざるをえません。
じゃあ、これからのキャリア形成において一体何をすればいいのか?
それは、
今この瞬間にやりたいと思っている仕事に全力でチャレンジする
これしかありません。
完全に個人的な主観ですが、これから10年の間に人工知能が世の中の仕事をほぼ全てを牛耳ることになり、一部の仕事(例:行政、病院、裁判所、トップオブトップのIT企業、一次産業従事者など)をのぞいて世の中から労働の概念がなくなるでしょう。
もはや、投資銀行、戦コン、商社勤務は勝ち組、といったレベルの話ではありません。
世の中のほとんどの労働者が必要なくなる社会になるのですから。
その変化のスピードの早さに誤差はあれど、これからの人類が必ず通る道だと確信しています。
だったら、あれこれ心配して余計なストレスを抱えるよりも、後悔しない人生を歩もうと割り切ってアクションを起こした方が、人生をトータルで見たときに充実度は高くなると思いませんか?
一度、自分自身に聞いてみてください。
「今の仕事って、本当に自分がやりたかったことなのか?」
と。
いろんな理由はあれど、
「親が喜んでくれるから。」
「友達に自慢できるから。」
「給料が他の仕事よりも高いから。」
こうした理由から今の仕事を選んだ人っているんじゃないでしょうか?
もし、自分の心の中に、
「本当は今の仕事じゃなくて、別のやりたい仕事がある。」
「そう言えば昔、一度海外で仕事をしてみたいとおもったことがある。」
そういったセリフが思い浮かぶのであれば、今が新しい仕事にチャレンジできる”最後の機会”かもしれません。
”人工知能によって人間の労働力が最小化される社会”が到来する前に、本当にやりたかったことをやってみませんか?
それが「非合理的な選択ができる生き物」である私たち人間にできる、後悔のない人生を送るために必要なことなのではないでしょうか。
本記事のまとめ
世の中の仕事の大半がなくなるという前提に立ったとき、
「仕事ができる」
という環境自体がありがたかったのだと振り返る時期がくるでしょう。
それは10年後になるか、20年後になるかわかりません。
ですが、その時代は確実にやってきます。
少なくとも僕はそう確信しています。
今回の記事では、そんな未来のことについて少し考えてみました。
もしかすると、
「自分には関係ない。」
そんな風に思うかもしれませんが、人工知能の台頭は「今後絶対無視できないトレンド」だと考えます。
”人類最後の産業革命”
大げさかもしれませんが、そんな風に考えた方がいいかもしれません。
「人間のやるべき仕事はなくなるのか?」
SNS上にはそんな問いが毎日投稿されていますが、多くの人が恐れているように、その答えは明白です。
人間らしく生きる。
その答えを探し続けること。
それが後悔しないキャリアを歩むために必要なことだと思います。
記事の執筆者
MASA
関西のとある田舎出身。新卒で入社した証券会社を半年で辞めてカナダ留学へ。帰国後は都内の外資系金融会社のミドル・バックオフィス担当。ハードに働く日々を過ごす。その後、憧れだった外資系銀行に転職。海外勤務を経験。退職後は地元で起業。途中、英系の外資系金融会社のプロジェクトに参画し、完全アウェーの職場で日々奮闘。帰国後、田舎の可能性を探求しながら日々泥臭く生きています。
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