会社を転職する理由の大半は人間関係だと思っています。
その中でも上司との人間関係ってめちゃくちゃ大事ですよね。
良好な人間関係なら仕事も楽しいし、やりがいを感じることもできると思います。
とはいえ、人間関係というのは常に波があるもの。
普段は最高の上司と思えるような人でも、自分自身のメンタルが整っていない時はイライラしてしまうこともありますし、不信感を抱いてしまうこともあります。
そんな場合、どのようにすればいいのか?
今回の記事で解説します。
職場の上司にイライラしてどうしようもない時の考え方
上司にイライラしたら、
「同じ目的に向かっている味方だ」
と考えるようにしています。
上司に対してイライラしたり、ムカついたりするトリガーの大半は
自分のことをわかってくれない
という感情が原因です。
「改善案を提案したけれど、ちゃんと話を聞いてもらえなかった」
「部内の問題点を報告したけれど、きちんと向き合ってもらえなかった」
そんな風に思った経験、ありませんか?
イライラする原因はまさにそれ。
それが積み重なると、上司に対してイライラしたり、
「この人のことを信頼して仕事をしても大丈夫かな?」
と不信感を持つことにつながり、最終的には
「あの人の顔なんて見たくない!!」
そんな状態になってしまいます。
でも、それだと自分で自分の首を締めているだけ。
「職場のあの人が嫌い!」という感情が最終的に導き出す結論は”安易な転職”になりがちです。
あまり賢い選択ではありませんよね。
「敵」か「味方」という二択の考え方を変える
「上司から否定された!」
「あの人はわかってくれない!!」
そんな風にネガティブな感情を持ちそうになったら、
「まあ、この人も自分と同じ目的に向かっている仲間だ」
と考えるようにしましょう。
上司から厳しい叱責や「詰め」などがあると、ついネガティブな感情が生まれてしまいそうになります。
僕たちも人間ですから、
「この野郎〜!!」
とか
「いつか覚えとけよ!!」
と、悪態の一つでもつきたくなるものです笑
ですが、そういう時こそ、あえて「あの人も同じ仲間」という大きな視野を持つのです。
そうすると、ムカッとしていた気持ちが少し収まります。
同じ会社にいて、一緒に働いているということは、少なくとも会社が目指すべき方向を共有している仲間です。
上司を「敵」もしくは「味方」という極端な二択で考えるのではなく、そもそも前提として「同じ会社で働く味方」という発想に変える、ということです。
かなり平和的な考え方だと思いませんか?
こうすればイライラの頻度がかなり抑えられますよ。
そもそも上司だって、あくまでも仕事の立場上、あなたに対して厳しい態度をとっているわけですから。
なんの理由もなく、わざわざ嫌われるリスクを負ってまであなたに対してネガティブな態度をとる必要なんてありません。
まとめ
上司との人間関係がうまくいかない人の中には、上司を「敵」もしくは「味方」という考え方で接している場合があります。
優しくしてくれたから自分にとって味方、逆に、厳しくされたり冷たくされたりしたら敵。
その時の態度で相手との関係性をジャッジし、ともすれば一方的な敵意を持ってしまう。
これはかなり極端というか、少し幼稚な思考です。
気持ちはめちゃくちゃわかりますが、自分の頭の中に「敵」を作ってしまうとイライラするだけ。
損するのは自分です。
相手は味方。
そういう考え方で接してみると、意外と上司との人間関係がうまくいくかもしれませんよ?
ぜひ試してみてください。
記事の執筆者
MASA
関西のとある田舎出身。新卒で入社した証券会社を半年で辞めてカナダ留学へ。帰国後は都内の外資系金融会社のミドル・バックオフィス担当。ハードに働く日々を過ごす。その後、憧れだった外資系銀行に転職。海外勤務を経験。退職後は地元で起業。途中、英系の外資系金融会社のプロジェクトに参画し、完全アウェーの職場で日々奮闘。帰国後、田舎の可能性を探求しながら日々泥臭く生きています。
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