常にドアを開けておくことが重要。具体的には、レジュメを最新の状態に保ち公開しておくこと。
前職について
キャリアクロス:前職での担当業務を教えていただけますか?
転職成功者様:前職はホスピタリティ業界です。営業部門にて営業の管理を担当しておりました。私もマネージャーの一人として支店におりまして、トータル三つの拠点のマネジメントですね。
キャリアクロス:日系 / 外資系のどちらでしたか?
転職成功者様:外資系企業です。
キャリアクロス:英語を日常的に使っていましたか?
転職成功者様:ポジションによります。私は前職でも社内移動を頻繁にしてるんですけれども、最終的なポジションではあまり英語を使うことはありませんでした。それより前にダイレクトマーケティングに所属していたのですが、そのときの方が英語を使う頻度は高かったと思います。
英語学習
キャリアクロス:英語はどのように習得されましたか?
転職成功者様:私はスタートが遅かったんですけれども、新卒で入った会社が外資系企業で、そのときから英語を使う仕事をしたかったので、自己学習でTOEICの勉強を始めました。
リスニングはできるようになりましたが、スピーキングは自己学習での習得が難しかったので、会社在職中に7か月間、海外へビジネス留学をしました。そこは完全に英語環境でしたし、プレゼンテーションや資料作成などを通して、英語のレベルを上げることができたかなとは思います。
キャリアクロス:現地で英語力を鍛えたのですね。
転職成功者様:色んな国の生徒と英語でコミュニケーションをとることができましたので、スピーキングの力がついたと思います。
ビジネススクールということもあり、ビジネスに特化したカリキュラムで英語を学ぶことができました。
現職について
キャリアクロス:転職先について、外資と内資でご希望はありましたか?
転職成功者様:とくに希望はありませんでしたが、やはり英語を使いたいという事は考えていました。また、フラットなコミュニケーションが取りやすい雰囲気に惹かれて、外資系企業を選びました。代わりに求められるものはすごく多いですけれども。
キャリアクロス:外資系はフレックス制を取り入れている企業が多いと聞いています。実際はどうですか?
転職成功者様:現職はフレックス制ではないですが、仕事に関しては基本的に裁量を任されているので、きちんと報告できていれば早く始めて早く終わることは可能です。
キャリアクロス:現職の担当業務を教えていただけますか?
転職成功者様:現職は採用リクルーターです。採用のアウトソースを行っている会社になりまして、採用代行サービスになります。
クライアント先に駐在して、採用担当としてクライアント先が求めるような採用のフルサイクルを担っています。
キャリアクロス:求職者様ともお会いするのでしょうか?
転職成功者様:いいえ、求職者とはお会いすることはありません。面接に至るまでに、新しいポジションのお話をいただいたら、どういう人を求めているかなどのヒアリングをするため、求職者ではなくクライアントの採用マネージャーとミーティングをします。
最終的にオファーが出た際は、その方がご入社される初日まで、全てのプロセスを私達でやらせていただいています。
キャリアクロス:面接をすればいいだけの状態までセットアップするというわけですね。
転職成功者様:その通りです。
転職のきっかけ
キャリアクロス:転職されたきっかけを教えていただけますか?
転職成功者様:今回は、転職に関してすごく強い気持ちがあったわけではありませんでした。もし機会があればと思い、お声がかかった時にすぐに動けるように準備をする程度でした。
実際、興味のある人事の分野でお声がかかるようキャリアクロスに登録をしていたので、レジュメを最新の状態に更新しただけで、スカウトメールを通じてお声掛けいただくことができました。
今回まさに採用代行に関する求人のお話だったので、興味本位で、情報収集も兼ねてお話だけでも聞いてみようと思い返信しました。
お話を聞いてみますと、既存のチームメンバーが5名ほどいまして、ゆくゆくは営業のマネジメント経験を活かしてそのメンバーのマネジメントをして彼らをリードしてほしいといったプランがありましたので、応募することにしました。
キャリアクロスについて
キャリアクロス:最初に弊社サイトに登録した際、サイトに関して期待していた事があれば教えていただけますか?
転職成功者様:仕事を探すときに、どんな求人があるか情報が見やすく掲載されていて会社情報を簡単に確認できるところです。かつ、自分の情報を登録しておけばお声をかけていただけるので、プランがしやすくてすごく使いやすそうだと思いました。
キャリアクロス:キャリアクロスでの転職活動を通して、候補者の方に共有できるような成功の秘訣やアドバイスはありますか?
転職成功者様:一つ言えることは、常にドアを開けておくことが重要だと思います。具体的には、レジュメを常に最新の状態にして公開しておくことですね。
例えば、前職のお仕事で達成したことだとか身につけたスキルとか、何でもいいと思いますが、日々の生活の中でレジュメに書けるネタは増えてくると思うんですよね。
何年か前に登録してそのまま情報を更新しないで放っておくよりは、自分を売りにするネタ、という感覚で更新しておくと、企業側から目につきやすいレジュメになるのかなと思います。
そんなことをちょっと期待しながら、古いレジュメを放っておくことはないですね。
キャリアクロス:常に最新のレジュメを公開しておくことが大事ですよね。ありがとうございました。
インタビューを終えて
レジュメを最新の状態に維持して、常にドアを開けておくことは、転職成功の重要なポイントだと思います。なかなか企業からスカウトが届かないという場合でも、今までの経験から次に活かせるスキルをまとめて、日本語の履歴書や職務経歴書、英文レジュメを更新・公開しておくことが、転職成功への第一歩になると感じました。