外資系企業って性格が悪い人が多いの?

外資系企業って性格が悪い人が多いの?

そんな疑問を持ったことはありませんか?

性格が悪いかどうか、、、については受け取る個人の主観にもよるのでなんともいえませんが、外資系企業ではいろんなバックグラウンドを持った方が働いているので、個性的な人が多いのは確かです。

とはいえ、外資系企業で働いていた時代を振り返ってみると、

「そういえば、あれって結構いじわるな態度だったよなあ。。。」

と思うこともあります。

そんな話も含め、これまで3社の外資系企業で勤務した体験から、外資系企業で働く人の性格が悪いのかどうか、解説をしたいと思います。

参考:「外資系企業とは?特徴や日系との違いや向いてる人・合わない人を解説

外資系企業には性格が悪い人は一定数いる

まず結論からいうと、外資系企業で性格が悪い人というのは一定数います。

業務上でわからないことがあって質問しても、ハッキリと答えてくれなかったり、メールを無視したり。

残念ながら、そういう人はいます。

直接的にいじめて、暴言を吐くというよりも、

・文書化されていない大切な社内ノウハウをシェアしない

・あえて地雷を踏ませるタスクを依頼してくる

・逆に、タスクを抱え込んで仕事を与えない

・後輩を育てるという事に対して徹底的に無関心で無視をする

こんな風に、他の人に”見えない形”で間接的に意地悪を仕掛けてきます。

おそらく、わかっててやっているので狡猾な上、相当性格悪いです笑

「なんなの、こいつ!?」

と腹が立ちますが、そこで感情的になってはダメ!

そういう人に限って社内で重要なポジションについていたり、もしくは、重要な情報を握っていたりする場合があるからです。

ネチネチとした意地悪はめちゃくちゃ腹が立ちますが、そこで相手に嫌われるような態度をとってもいいことはありません。

最初のうちは下手に出て、

「私はあなたの味方ですよ〜。」

「あなたに対して何も害は与えませんよ〜。」

という態度で接するのが正しい付き合い方です。

時間はかかるかもしれませんが、「こいつは敵じゃない」と認めてくれたら、そうした意地の悪い行為は自然となくなります。

大体3ヶ月程度は我慢の時間だと考えましょう。

時間をかけずにいきなり距離を詰めようとするのは悪手。

じっくり、戦略的に進めましょう。

なぜ意地の悪い行動をしてしまうのか?

全ては「自己保身」のためだと思います。

後から入社してきた人間に今のポジションを脅かされないか怖いんですよね。

だから、足を引っ張るようなことをする。

自分が上、

自分の方が知っている、

だから私に対する態度は考えておいたほうがいいぞ?

ということを無意識なのか意識的なのかは別として、そういうマウンティングみたいなのを示してしまうものなんだと思います。

人間らしいといえば人間らしいですね。

外資系企業は実力社会ですから、ライバルになるような人がいたら蹴落としたくなる気持ちはわからなくもないです笑

後から入社してきた若いホープが活躍した事により、自分の居場所がなくなった、なんてことは絶対に避けたいですから。

会社組織から見れば非生産的で、全く合理性のない行動なのですが、これは僕たちが人間である以上は避けられない現象でもあります。

「人ってそういうもんだな!」

と受け入れ、意地悪に負けず、

「器の小せぇやつだな!」

と、心の中でそっと見下しながら、粛々と日々の仕事に打ち込むことが大切ですね。

外資系企業で出会った個性的な人たち

外資系企業には意地の悪い人もいますが、基本的にはいい人が多いです。

自己肯定感が高く、素直で優しい人ばかりです。

きっと元々の育ちがいいんでしょうね。

受けてきた教育も含め。

とはいえ、外資系企業に入社して働こうと思った人たちですから、それなりに個性的な人が多かったです。

・意地でも日本のローカルルールには従わず、何があっても絶対に定時で帰る帰国子女

・一度聞いたことは絶対に覚え、圧倒的高速でタスクをこなす名門大学出身の人

・海外生活未経験にもかかわらず、涼しい顔で英語でミーティングをする鬼メンタルを持つ人

・どんなトラブルが起きてもずっと笑顔でポジティブシンキングを貫く中国人の同僚

・入社してから3日間家に帰らず、ずっと過去のメールを読み返して業務を理解したプロジェクトマネジャー

思い返すだけでこんな人たちがいました。

こんな個性あふれる人たちと一緒に仕事ができるのは、外資系企業でしか味わえない魅力かもしれません。

「ああ、世界にはいろんな人がいるんだなあ。」

と、自分の住んでいる世界の小ささに気づくことができるはずです。

人生経験という視点でもすごく大切なことだと思いませんか?

まとめ

ということで、今回の記事では外資系企業には性格が悪い人がいるのか?ということについて解説をしました。

外資系企業、日系企業問わず、性格が悪い人は一定数いるものだと思います。

組織である以上、それは避けられません。

性格が悪い人がいないことを望むのは、世界が「完璧な存在」であることを望むのと同義で、ある意味理想が現実であってほしいと望むお花畑思考です。

性格が悪い人は一定数存在し、そういう人たちに対してどう挑むべきか、について対策を練ることが本質的な転職活動の準備の一つかなと思います。

では、また更新します!

記事の執筆者

MASA

関西のとある田舎出身。新卒で入社した証券会社を半年で辞めてカナダ留学へ。帰国後は都内の外資系金融会社のミドル・バックオフィス担当。ハードに働く日々を過ごす。その後、憧れだった外資系銀行に転職。海外勤務を経験。退職後は地元で起業。途中、英系の外資系金融会社のプロジェクトに参画し、完全アウェーの職場で日々奮闘。帰国後、田舎の可能性を探求しながら日々泥臭く生きています。

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