第4話 成功するゴール設定
「”究極の結果像”を視野に入れた、三ヶ月間で達成したいゴールは?」前回のコーチ・リクエスト、思い浮かびましたか?
成功するゴール設定にはいくつかコツがあります。まずは「結果がはかれるゴール」ということです。例えば、「幸せになる」といったゴールですと、三ヵ月後、果たしてゴールが達成できたのかどうか、判定できなくなってしまいます。この場合、自分にとっての「幸せの定義」を考えてみましょう。何が達成されれば「幸せ」と感じるでしょうか? 「好きな仕事に就く」ことかもしれません。また数値が入ったゴールも、目指すものがより具体的になりモチベーションも上がります。
次に、「ゴール」を「アクション」と取り違えないことです。例えば、「一日30分運動する」は「ゴール」ではなく「アクション」です。「一日30分運動する」を三ヶ月実行した結果、何が手に入るのか、それが「ゴール」です。この場合、「10キロ痩せる」ことがゴールかもしれません。
さらに、「究極の結果像を視野に入れる」ことが重要です。ゴールを達成することでどんな自分になるのか考えてみてください。その自分が「究極の結果像」と一致しているかを確認してみてください。達成後、「理想の自分像」から遠ざかってしまう場合、それは適切なゴールではありません。
例えば、「究極の結果像」が「時間とお金に自由になる」ことだとしたら、長時間労働かつ高収入が期待できない業界への転職をゴールにすることは、自分を理想像から遠ざけてしまいます。
以上の三点に注意して、成功するゴール設定をしてみましょう! さて、次回はアクションとその実行についてお話したいと思います。ここでまた「コーチ・リクエスト」です。
コーチKayは、起業、キャリア形成におけるコーチングを中心に、人生設計における様々な局面における判断をサポートし、夢を実現化するコーチをしていく。個人コーチ、グループコーチ、スピーカーとして活躍中。ウェビナー、グループコーチング、短期ワークショップも随時開催中。無料サンプル･コーチングセッションや各クラスのお申し込み、お問い合わせは、 transitioncoach@about.me、また、スカイプでのセッションも可能です。