漠然とした
“Up In The Air”は「漠然とした」や「まだ決まっていない」等のように訳されますが、まだ意思決定が未定である様子を表すイディオムです。まるでアイディアが空の上にあって、地上に降りてきていないような、未解決な状態を指してこのイディオムが使われています。”Up In The Air”は映画のタイトル(邦題『マイレージ・マイライフ』)にもありましたが、主人公の心理状態と、飛行機で空を飛び回るビジネスをかけて用いられていました。
▽Example
Martin: Welcome back Peter! How did the client meeting go this afternoon?
(おかえりピーター!午後のクライアントとの会議はどうだった?)
Peter: It was terrible, to be honest. The project is not going as planned, and they had several complaints.
(正直なところ、ひどかったよ。プロジェクトは計画通りにいかないし、いくつかクレームも頂いた。)
Martin: Sorry to hear that. I guess there is little chance of them renewing the contract then?
(それは残念だったね。そしたら契約継続の可能性はないかな?)
Peter: Well, that’s still up in the air at this point. If we don’t drop the ball on meeting the next deadline, I think we have a chance.
(うーん、現時点ではまだ漠然としているね。次の期日をすぎるようなヘマをしなければ、望みはあると思う。)
Martin: In that case, just let me know if you need any help.
(それなら助けが必要なときはいつでも言ってね。)
Peter: Very kind of you to offer and will do!
(そういってくれてありがとう!そうするよ!)