外資系企業で働いてから起業したい方の疑問に答えます

「外資系企業で働いてから起業したい!」

「自分で起業する前に外資系企業で修行しておきたい!」

そんな、キャリアプランを考えている人は少なくないと思います。

でも、こんな疑問を持ったことはありませんか?

  • 外資系企業で働くよりもすぐに起業すべきなのか?
  • 外資系企業で働くことで起業のための経験値は得られるのか?
  • 外資系企業で働けば、起業後に役に立つ人脈は作れるのか?

今回の記事では、そんな疑問に答えていきたいと思います。

参考:「外資系企業とは?特徴や日系との違いや向いてる人・合わない人を解説

外資系企業で働くよりもすぐに起業すべきなのか?

結論からいうと、明確な起業プランやアイデアがあるのであれば、すぐにでも起業した方がいいです。

もちろん、資金的な問題はあるでしょうけど、それはそれでなんとかなりますし、なんとかするのが起業家の仕事!

あーだこーだいうまえに行動しちゃうことが大切ですし、そういう要素が起業家には求められますから。

外資系企業でサラリーマンとして働いてお金を貯めるのもいいですが、その間に時代が求めるものも変化してしまいます。

起業するにはタイミングってものがあります。

それを逸してしまうと後悔しかありません。

やるなら即やる!

論理的思考も大事ですが、あれこれロジカルに考えていても結局「やらない理由」ばかりを見つけてしまいませんか?

起業には勢いも大切です。

あと、サラリーマンとして働くのになれてしまうと、いつの間にか起業への情熱や勢いを無くしてしまう場合もあります。

「まあ、今の生活で満足しているし、これでいっか。。。」

みたいな感じです。

いやいや、あの頃の情熱はどこにいった?って感じですよね。

そうならないためにも、起業するのであれば早く起業した方がいいですし、例えば外資系企業で働く期間を1年と、あらかじめ決めておくのも一つの手です。

あくまでも目的は「起業」。

そこがブレないような仕組みにしておきましょう。

外資系企業で働くことで起業のための経験値は得られるのか?

得られます。

特に狙う業界やビジネスモデルが似ている場合、そこで得られる経験はめちゃくちゃ大きいです。

顧客獲得方法、収益構造、効果的なプロモーションの打ち方など、お金をもらいながら起業の準備ができる、という最高の環境です。

あとは、社内で使う便利なツールもタダで利用できるので、それも経験値として大きいです。

例えば、SalesforceやHubspotなどのツールは、起業したばかりの売上ゼロの法人で利用するとなるとハードルが高いですが、社内で利用できるのであれば使い放題です。

ノウハウを貯めておけば、それは起業後に何らかの形で活きてくるはずです。

キャリアの目的が「起業」とはっきりしているのであれば、

「会社で使えるリソースは何でも利用してやる!」

そんな図々しさも大事です。

ただし、一点注意が必要です。

それは、サラリーマンとして働くのと、起業家(経営者)として働くのとでは、マインドセットが全く変わるという点です。

サラリーマンの場合、お給料をもらっている以上のバリューを出して会社のビジネスに貢献することが仕事です。

とはいえ、例えバリューが出せなかったとしても、お給料は支払われますし、充実したプライベートの時間は確保されます。

経営者の場合、従業員に支払うお給料を稼ぐことが仕事です。

結果を出せなければ給料は支払えませんし、自分の報酬もゼロ。

最悪の場合は会社が倒産して路頭に迷うこともあります。

給料をもらう側から、支払う側に変わる。

これまでの仕事の価値観をガラリと変える必要があるので、サラリーマンを経験してから起業する場合は注意しておきましょう。

外資系企業で働けば、起業後に役に立つ人脈は作れるのか?

得られます。

外資系企業では様々なバックグラウンドを持つ方が働いていますので、そういった方と繋がることで起業後にビジネスに繋がる縁をいただくことも可能です。

ただし、社内で積み重ねてきた信用が大きければ、の話です。

社内でクオリティの低い仕事をしていたり、周囲の信頼を得ることができなければ、外資系企業を退職した時点で縁は切れてしまいますからね。

日頃の自分の行動が大切です。

相手を裏切るようなことをしていませんか?

仕事で嘘をついたり、ごまかしたり、言い訳したりしていませんか?

なんだかんだ世間って狭いですから、起業後もどこかで繋がることがあります。

「会社を辞めたら一生合わないと思うし、どうでもいいよ笑」

そんな態度は絶対にやめておいた方がいいです。

出会う人全てがお客さん、もしくは取引先になる。

大げさかもしれませんが、起業するつもりがあるならそれくらいの姿勢でいた方がいいです。

まとめ

今回の記事では、

  • 外資系企業で働くよりもすぐに起業すべきなのか?
  • 外資系企業で働くことで起業のための経験値は得られるのか?
  • 外資系企業で働けば、起業後に役に立つ人脈は作れるのか?

これらの疑問に答えてみました。

今後の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事の執筆者

MASA

関西のとある田舎出身。新卒で入社した証券会社を半年で辞めてカナダ留学へ。帰国後は都内の外資系金融会社のミドル・バックオフィス担当。ハードに働く日々を過ごす。その後、憧れだった外資系銀行に転職。海外勤務を経験。退職後は地元で起業。途中、英系の外資系金融会社のプロジェクトに参画し、完全アウェーの職場で日々奮闘。帰国後、田舎の可能性を探求しながら日々泥臭く生きています。

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