成功する転職 第10話

「結果フォーカス」vs.「Masteryの追求」

前回の「コーチング・リクエスト」、「結果フォーカス」と「Masteryの追求」の違いについて、考えてみましたでしょうか?

第5回目の記事でも書きましたが、”to-do-list”をこなすことで満足するのではなく、その結果に常に意識を向けることが大切です、と説明しました。そうすることで、目標の達成率が圧倒的に高くなるんですね。ですが、ここでもう一つ非常に重要な柱があります。「Masteryの追求」です。

「結果」というのは、毎日のアクションから生み出されるものであり、毎日の結果の積み重ねがゴール達成につながっていくような仕組みですね。その期間は一ヶ月であったり、三ヶ月であったり、半年、一年といった、短期、中長期的なものが多くなるかと思います。Masteryの追求とは、そういった時間的枠を超えたものです。

例えば、英語の学習ですが、これは一年やったら終わり、というようなゴールではありませんよね。英語が母国語でない限り、Masteryの追求はずっと続きます。営業や接客業のプロはどうでしょうか? これも、一年トレーニングを受けたり、経験したら、もう後は学ぶところがない、ということではありませんよね。料理人のプロもそうですよね。私もプロのコーチとして、より素晴らしいコーチになるために、Masteryを追求しています。実際、現在もまた新しいコーチングのクラスを取り、自分にチャレンジしています。私のメンター・コーチはコーチ歴16年ですが、それでも毎年必ず30時間は、コーチングのコースを取って、さらにスキルに磨きをかけています。真に「Masteryの追求」ですね!!

つまり、「Masteryの追求」とは「終わりのないゴール」とも言えます。皆さんは、これを聞いて気が遠くなりますか、それともワクワクしますか? ワクワクできる人というのは、何が違うのでしょうか? 一つにはMasteryを追及しいく過程に新たな学びや発見があることを知っているからです。そして、そのプロセス自体、アクション自体を楽しむことができているからです。

転職を成功させるのは「結果フォーカス」ですが、その過程、または転職先で皆さんはどんなMasteryを追及しますか? 人生はこの二つのバランスです。短期目標に向かうことで、フォーカスが出来ます。今までの自分の居心地の良い枠の外に出て行きながら、様々なチャレンジに立ち向かい成長していきます。ですが、その過程で「短期の結果」を得るという枠を超えた何かを目指している、または目指したいことに気づくはずです。それがMasteryの追求です。

これまで、全10回の連載にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。少しでも、皆さんの「ビッグ・ゲーム」のお役に立てていただけたなら幸いです。皆さんが心に決めたことは、「必ず」実現できる、とまずは信じてください。大きなゴールであればあるほど、不安や恐怖を感じます。逆にそれらを感じないゴールは「小さすぎる」ということです。失敗を恐れずに大きなゲームをしていってください。そこで「必ず」成長や学びがあります。そして一番大切なのは、その過程を含めて全てを「楽しむ」ことです。

ゴールを達成できるかどうかは皆さん次第です。ですが、私とのコーチングを通して、三ヵ月後には全く違った場所に辿り着いていることに必ず気づくはずです。ご興味のある方は、まずは無料体験をお試しください!
また皆さんと何処かでお目にかかれることを楽しみにしています。Play Big!!

コーチKayは、起業、キャリア形成におけるコーチングを中心に、人生設計における様々な局面における判断をサポートし、夢を実現化するコーチをしていく。個人コーチ、グループコーチ、スピーカーとして活躍中。ウェビナー、グループコーチング、短期ワークショップも随時開催中。無料サンプル・コーチングセッションや各クラスのお申し込み、お問い合わせは、 transitioncoach@about.me、また、スカイプでのセッションも可能です。
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