Komehyo Co .,Ltd.

リユース業界の将来性

リユース市場の規模は2021年に約2.7兆円※となり10年前と比較して2倍以上の伸びを示しており、2025年には3.5兆円まで伸びると推測されている成長著しい業界の一つです。
中でもここ数年フリマアプリなど個人間で取引するCtoC市場が大きく伸び、リユース経験者が増えています。世の中にとってリユースがますます身近なものとなり、抵抗感が薄くなってきています。

2022年からは新型コロナウイルス感染拡大が一巡し、また世の中の人の往来も活性化しています。また、SDGs・サスティナブルといった生活者の価値観の変化も追い風となり、店頭での販売・買取も順調に伸びています。ある調査によると、ご家庭に眠り、リユースされていない隠れ資産は国内に44兆円あると試算されています。実際にリユース市場に出回っているのは、その7%程度とみられています。今あるモノを長く使い有効活用するリユースは、新たな自然資本を必要としない『資源の省力化』につながる産業ともいえ、今後ますます注目が高まっていくと考えています。
※出典：中古市場データブック2022（リサイクル通信発行）

KOMEHYOが目指すもの
当社は世の中の“良質”をつなげていくことでリレーユース※という新しい価値観を提供することをミッションとしています。売り手にとって買取価格が高ければいい、買い手にとって安ければいいということではなく、お客様に「安心」「安全」「信頼」を感じていただけるように心掛けています。

※「モノは人から人へ伝承（リレー）され、有効に活用（ユース）されてこそ、その使命を全うする」というコメ兵独自の概念
「安心」「安全」「信頼」のための機能の一つに、コメ兵で買取した全てのモノが集まる『商品センター』があります。商品センターでは買取したモノの状態や真贋などを確認し、適正に買い取りできているのかを再度検証しています。また、それを欲しいと言ってくださる方へ、より良い状態でお届けできるようメンテナンスを行い、そのモノの価値を高めてアップサイクルし、全国の店舗へ送り出しています。

持続可能な社会に向けた価値観が広がる中、生産者や使用者をリスペクトし、その「想い」をリレーしていくことでサステナブルな社会に貢献していきます。

KOMEHYOの事業価値
2022年5月にコメ兵は事業ドメインを『好奇心製造業』と規定しました。リユース品は全て一点モノで同じモノは一つもありません。だからこそ、自分たちが目利きとして価値を見極め、メンテナンス・リメイクすることによってモノに信用を乗せ、アップサイクルすることで、人々の「あれが欲しい」という好奇心を生み出していける存在になりたいと思っています。

コメ兵では店舗以外にもECサイトを運営しています。店舗とECサイトのお客様のデータを一元化することで、お客様の好みの傾向を見つけ、商品との出会いを創造していく取り組みを行っています。
ECサイトに掲載している商品を店舗に取り寄せることもできます。商品を手に取って直接見ていただけますし、スタッフがお客様のニーズに合わせ提案する機会にもなります。
「行くとワクワクする」とより感じていただける存在になりたいと思っています。

KOMEHYOで働くということ
私たちのビジネスは自分たちだけが儲かればいいという考え方ではありません。大事なことは、お客様に嘘をつかず誠実に商売を行うこと。リユース市場においても、リーディングカンパニーとして健全な市場形成に貢献していくこと。そして、それらをお客様に感じていただくことが大切です。
当社は2022年で創業75周年を迎えました。モノの価値を見極め、誠実に商売をしながら挑戦し続けた先に100年企業があると考えています。そのために働く人の成長は不可欠です。
ヒトの成長が会社の成長となり、企業価値が向上すると考えているからです。ヒトを企業の資本と捉え、育成・研修など投資を行っていきます。コメ兵はチームで目標を目指します。個人の価値観や個性を尊重しながら、同じ目標に向かって動き、チームに還元・貢献することで組織が強くなるのです。より強い組織となり、循環型社会に貢献していくため皆さんの力が必要です。是非、モノをヒトからヒトへつなぐ担い手として共に働けることを願っています。