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私たちENGAWAは、国内外の外国人をターゲットとし、日本ならではの価値ある対象を伝え、届けるコミュニケーションカンパニーです。
・クロスボーダーマーケティング事業を推進する グローバルインフルエンサーマーケティング本部(GIM本部)
・地域創生×英字メディア×移住メディア事業を推進する グローバルコミュニケーション本部(GC本部)
・OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)事業やEC支援事業を推進 ジャパンブランドプロデュース本部(JBP本部)など、幅広い事業領域で日本のモノ・コト・文化を海外に発信しています。
国内外に住む、外国人インフルエンサーを通じて日本国内のクライアントの情報を海外に向けて発信する部門です。
主に、東アジア諸国/地域(中国、香港、台湾他)を中心に、訪日TOP20か国のインフルエンサーを手配、各国の言語でプロモーションのサポートをしています。案件ディレクション、アライアンス、企画立案の業務やクライアントのニーズに応じて対象国のインフルエンサーをキャスティングし、情報発信までの業務一式を担当します。また、実際のインフルエンサーとのコミュニケーションや企画検討も行います。
※主なクライアント:官公庁、都道府県自治体、化粧品・食品メーカー、化粧品・服飾メーカーなど
グローバルインフルエンサーマーケティング本部は、欧米圏・中華圏・東アジア・東南アジアなど広いマーケットへのプロモーション支援事業を展開しております。特定地域に限定した支援ではなく、本来の意味でのGlobalソリューションを展開している点が私たちの強みです。AnyMindGrp海外拠点からの引き合い/協業も多くありますので、国際的なご経験を生かしてご活躍いただけます。
・インフルエンサーマーケティング、キャスティング会社としては珍しく、国と地域に限定しない本来の意味でのGlobalな仕事ができる。
・AnyMind Grpとの協業によるビジネス拡張:デジタルマーケティングにおいて高い強みを持つAnyMind海外拠点からの依頼も多い。日本の多国籍企業の海外進出・海外拠点向けも併せての依頼も多く、日本施策と海外施策を併せて共同提案することも。
・中華圏・欧米インフルエンサーに強いENGAWA GIM本部としての地位を確立。
ーーENGAWAへの入社のきっかけは?
営業業務をしていた化粧品の原料会社を2012年に退職してからENGAWAに入社する直前まで、家族を優先するため、秘書や総務などのバックオフィス業務がメインでした。次男が2歳になり、仕事をしながらも育児や家事を何とかまわせるようになって、自分の今後のキャリアパスを考えた時に「会社のサービスをお客様へ直接伝える仕事がしたい」と思い、転職を決意しました。
お客様へ直接対峙するという点では内定を頂いた別の会社も同じだったので、どちらを選ぶか悩みましたが、より自分のバックグラウンドや経験が活かせそうな点と場所や時間に捕らわれない働き方の柔軟性が決め手となりENGAWAを選びました。
ーー四方さんの担当業務を教えてください。
Global Influencer Marketing Dept.(以下GIM)に属し、営業として新規のお客様対応と既存のお客様へのご提案を担当しています。GIMでは、日本在住の外国人インフルエンサーを活用したプロモーションを中心としたソリューションをご提案しています。私は2020年10月にGIMに営業として異動してからは、官公庁や自治体、法人のお客様など幅広い業種のお客様の担当をさせていただいています。
GIMは、中国や台湾出身のメンバーがいたり、海外での就業・在住経験がある人、インバウンドマーケティングの経験が豊富な人がいたりと、グローバル色が豊かなチームです。ネイティブの目線を活かした提案が得意で、単純にインフルエンサーをキャスティングするだけではなく、お客様の課題を解決するマーケティングや事業戦略に対するコンサルティングを含めたサービス提供が、他社と大きく異なる強みだと思います。
ーーGIMでは、どのようにプロジェクトや業務を進行しているのでしょうか。
GIMには営業チームと企画チームが存在するのですが、プロジェクトに応じて営業・企画・進行管理といった役割をメンバーの経験や強みに沿って、柔軟に組み変えながら進めています。例えば台湾向けのプロジェクトであれば台湾人メンバーが企画やディレクションを担当し、営業(日本人)が窓口となってクライアントへ提案を進めます。私も英語圏や欧州が対象のプロジェクトでは、インフルエンサーのキャスティングから携わることもあります。各人のバックグラウンドを活かして、効率的且つ効果的な提案ができるチームだと思います。
ーー記憶に残っているプロジェクトはありますか。
様々なプロジェクトに携わってきましたが、その中でも小張精米店さまのプロジェクトが記憶に残っています。メイン事業は精米やお米の販売であるお客さまですが、お米を精米するときに出る米ぬかを使った日用雑貨をつくられており、その商品の中国市場向け販売促進を行うプロジェクトで、中国のKOL(インフルエンサー)によるアプローチを行いました。VlogをKOLに制作してもらいWeibo(中国の大手SNS)で配信をしましたが、反響が大きくWeiboで動画がトレンド入りを果たしました。
ーープロジェクトのポイントは何でしたか。
お客様は「小張精米店」という店名だったのですが、張という苗字は中国でよくある苗字で「小張(シャオチャン)」という表記は、中国語で「張さん」という親しみがあるニュアンスになることをKOLが指摘してくれました。その点に注目し、KOLは「『小張』というお店の名前は中国と何か関係があるのか?」というテーマで、中国の視聴者に親近感を抱いてもらえるよう、商品を紹介してくれました。視聴者からはポジティブなコメントを頂いたり、「購入します!」と意思表示してくださった方もいらっしゃいました。
コロナ禍で海外の方が日本に来られないという、インバウンド施策を実施するには厳しい時期でもありましたが、中国ネイティブであるKOLの知見を活かした施策に対して「ENGAWAに頼んで良かった」とお客様がおっしゃってくださったことは純粋に嬉しかったですし、とても大きな達成感を感じることができました。
大企業も小さな規模の会社さまも様々な課題を抱えている中で、ENGAWAならではの手法や現地トレンドに関するナレッジを活かして、そのクライアント様ごとに合った海外向けソリューションをご提案できることがこの仕事の魅力だと思います。
ーー仕事で大切にしていることは何ですか。
「お客様の課題解決をすること」は営業としての大前提だと思っています。
その上で、
・相手に敬意を持つこと。その人の良い所を見つけること
・営業=ENGAWAの看板だと思って外部との対応をすること
・ENGAWAに依頼してよかったと思っていただけるような仕事をすることを大切にしています。
私は人とコミュニケーションをとるのが好きで、人に興味があるタイプなんだと思います。一緒に仕事をする人・お客様など相手のことを知っていきたいという気持ちがありますね。仕事も、人と人の間で成り立つものなので、相手を知りながら丁寧にコミュニケーションをとっていきたいと思っています。
ーー今後のビジョンを教えてください。
営業としてのスキルアップは勿論ですが、マネジメントに関わる経験を重ねて、ENGAWAらしいプロフェッショナルなチームを作り上げることにも携わりたいですね。「プロフェッショナル」という言葉は、代表(牛山)もよく用いる言葉ですが、私は「自分自身の会社だと思えるか=自分事としてとらえているか」が行動の根本にあるかどうかだと考えています。
自分の会社、部門、チームだから責任を持ってやるというOwnershipをもって仕事をすることが大切ですし、そのマインドセットを持つENGAWAメンバーとこれからも組織を育てていく一員になりたいです。
ーー転職を考えている方に、一言お願いします
私も何度か転職をしていますが、キャリアパスで悩んだときは「死ぬ前に人生を振り返って、その時の決断を後悔しないかどうか」を基準に判断しています。色々な理由で転職を迷っている方もいると思いますが、挑戦してみて結果が思い通りにならなかったとしても、挑戦しないで後から「やればよかった」と思うより、ずっと納得すると思います!
ーー四方さん、ありがとうございました。