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日本製紙パピリア株式会社は、東証プライム上場の「日本製紙株式会社」のグループ会社です。
前身の三島製紙㈱時代を含め100年以上の歴史を持つ企業です。社名の「パピリア」は、古代エジプトで使用されていた紙「パピルス」に由来しており、紙づくりの伝統と技術革新を象徴しています。
■事業概要
当社は、日本製紙グループの一員として、グループのコア事業のひとつである「特殊紙事業」を担っています。長年にわたって培われた独自技術を活かし、国内外での市場開拓を進めています。
当社の製品群は「印刷用紙」「特殊紙」「機能品」の3つに分類され、それぞれの分野で多様な製品を提供しています。
■主要製品
▶ 洋紙
オーク書籍シリーズ、超薄口印刷用紙、超軽量多色印刷用紙、軽量印刷用紙、高級書籍用紙、インディアペーパー、複写用紙 など
▶ 機能品
水溶紙・感熱水溶紙、表示基材、パウダーペーパー、耐油紙、環境調和紙、水滴検知シート など
▶ 特殊紙
食用品フィルター、産業用フィルター、粘着テープ原紙、衛生材料 など
また、紙の特性を活かした化粧品OEM事業も展開しており、あぶらとり紙から派生したメーキャップ製品を製造・販売しています。さらに、殺虫・防虫製品や日用雑貨の分野にも進出し、幅広い製品展開を行っています。
■今後の展開
紙づくりの「技」の追求を続けるとともに、新たな技術開発や製品開発に取り組み、企業基盤のさらなる強化を図ります。また、国内市場だけでなく、成長が期待される海外市場にも積極的に進出し、特殊紙事業の拡大を目指してまいります。