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日中の架け橋として、経済の豊かさと環境の豊かさの両立を目指す社会の先頭にたつ
ハイケムでは、年初頭に第五次中期経営計画を発表しました。この中で、我々が日中間の架け橋となって様々なギャップを埋めることで新しい価値を創造し、自分たちの価値を見出していく存在であるという意義を改めて確認し、本中計を売上高1000億円という目標へ向かう更なる成長のステップと位置付けました。
さて、私が事業を行っていくうえで常に意識している中国の諺があります。それは、「天の時」「地の利」「人の和」です。
まず「人の和」とは、お客様、パートナー企業様、そして従業員との信頼関係です。会社設立以来20年以上にわたり、お客様やパートナー企業の皆さまと共に構築してきた信頼関係はまさに我々にとって最大の財産、今日の発展の礎となっており誠に感謝に堪えません。また、社員一人ひとりが日中間の架け橋となることに誇りと責任を持ち、日々事業を推進していることは当社の成長の源泉です。
そして「天の時」とは、時代の潮流のことであり、「地の利」とは事業環境です。
現在、地球温暖化や海洋汚染の問題など我々の母なる星である地球は深刻な問題に直面しています。このような状況下、当社では長年取り組んできた貿易事業やC1ケミカル事業を通じてこれらの重要な課題解決へのソリューションを提供していきたいと考え、「炭素利用効率を上げて空気をきれいにし、海洋プラスチックを減らして海をきれいにし、経済の豊かさと環境の豊かさの両立を目指す、社会の先頭に立つ。」という新しいビジョンを掲げました。
今こそ、当社が築いてきた「人の和」と「地の利」を武器に、事業を深化する「天の時」であると捉え、更なる会社の成長と持続可能な社会への貢献に繋げてまいります。